2013年3月10日

その後の後


最近、大量の材料を作業場に運び入れました。

ただでさえ狭い工房なのに、壁から床一面まで材料が溢れかえり、まるで材木の中を泳ぎながら作業をしている感じです。

それをひたすら木取り。

これだけを大量に材料取りすると、膨大な木屑が発生します。
工房では普段から木屑がある程度たまってくると、工房の近所にある
「雪印 こどもの国」ポニー牧場に持っていきます。


ベニヤの混ざっていない木屑は、ポニーさんたちの寝床に非常に具合がいいらしいのです。
お食事中に失礼します。

木工作業をしていると大量の木材を削りますが、いつもモッタイナイ、果たしてここまで自然のものを削り捨てていいのだろうか。と考えてしまうことがありました。

しかしポニー牧場ではこの木屑をポニーたちが寝床に使い、さらに使用後は近所の農家が引き取って畑の堆肥として再利用されるらしいのです。
知人の紹介でこちらに木屑を持ち込まさせてもらえるようになってからは、そのような考えで手を止めることも少なくなりました。
なにより閉園後にお邪魔する厩舎の、静謐でのんびりした雰囲気が素晴らしいのでいつも癒されて帰ってきます。

みなさんも工房にいらっしゃったときは、ぜひ、こどもの国にも足をお運びください。


ちなみに隠れキャラとしてロバもおります。
ロバートさんと(勝手に)命名。

         ロバ、飼いたいなあ・・・。




2013年3月1日

浅い棚②

カウンター


豊島区のN様のマンションに据え付けのカウンターを製作しました。

最近このマンションを新築で購入されたらしいのですが、引き渡し・入居前のインテリアリフォームの一環でご注文をいただきました。

既存のキッチンカウンターにサブカウンターをL型に増設したい。とのこと。
材料はウォールナット。チョコレート色のおいしそうな材ですが、お客さんにわざわざショウルームまでお越しいただき仕様を決定しました。

オイルで塗装をすると、余計おいしそうな色にみえます。

今回のお仕事は木部はもちろんですが、天板に天然御影石を乗せ、既存カウンターが延長したように見せるところに気をつかいました。
御影石もいろんな柄があるので、石屋さんにサンプル材をいただき、現調で撮影した写真と比べた上でお客さんにGOサインをいただきました。

家具を固定して、石を乗せる前の状態です。

石屋さんとの間に入っていただいた建築士さんやお客さん、取り付けに手を借りた友人には苦労をかけましたが、なんとか現場に納まりました。

今回の現場は家具に合わせてコンセントを移設したり、他の業種の人たちと協同したりとずいぶん勉強になりました。
お客さんもみなさんもありがとうございました。





2013年2月24日

あれこれと


先日取り寄せた牛革で椅子の補修をおこないました。

横浜・青葉台のBARのカウンター椅子、細い牛革ヒモを網代(あじろ)に編んだ座面が破れたので表面を革で覆うお仕事でした。


クッションを足したりせずに、座面に直接革を貼りつけました。
最初は下地を整えてから革を貼ろうと思ったのですが、あまりつるりとキレイな座面にしたくなかったので、結局荒い下地のまま仕上げました。

お客さんには大変喜んでいただきました。「座面馴染んでBARのお客さん、だれも修理に気がつかないよ!」

・・・・う〜ん。




2013年2月14日

椅子お直し


横浜青葉区 I様より椅子改修のお仕事をいただきました。

児童用座位保持椅子です。

他工房でオーダーメイドで製作したあと、塗装などで細かいトラブルが起き、当工房に持ち込まれました。
お話をうかがったところ塗装の剥離と付属テーブル製作をご希望でしたが、とにかく小回りの効く工房をお探しのようでした。

それならばTERAMOTOの出番ですヨ!と作業に取り掛からせていただきました。

椅子を分解しての剥離です。
剥離はサンダーで塗膜を削りに削り、なんとか終わらせました。

次はテーブル部分製作です。

材料はブナ材。薄板を削り出し、核(サネ)を入れて矧ぎ合わせました。
こうすると薄材も丈夫に矧ぎ合わせられます。


それをくり抜き、落下防止の縁材をとりつけ完成です。


できるだけ早くこの椅子を使用されたい、との事で
大急ぎで作業させていただいたのですが、
仕上がりにも満足されて一安心しました。

納品のときはやはり挙動不審な動きをしたようですが、あまり気にしないでください。
褒められると恥ずかしいです。
よかったね!


無垢材テーブル・家具等製作
家具工房TERAMOTO
                          〒227-0031
                             横浜市青葉区寺家町441
                             tel: 070-5596-0796
                             fax:045-962-4889
                          stratos767@ybb.ne          
 
               
    (作業中は機械の騒音等で電話に出られない事があります。
   可能ならば、まずはメールでお問い合わせください)

       




2013年2月8日

つまみ作り



家具直しのお仕事が続いています。
次は木のつまみを製作することになりました。

引き出しのつまみをひとつ紛失してしまった。との事。
早速サンプル用にひとつ取り外し、
寂しそうですね。

             旋盤で挽きます。

           ツノつきが完成しました。

         そのツノを切り落とせば木部完成です。
にぎやかになりました。

このあと、塗師屋さんに塗装に出し、色味やツヤをあわせてもらったらお仕舞です。

旋盤を挽くときは家具製作とは別の・・・彫刻的な感覚で作業を進めている感じがします。
これがまた、家具作業のいい息抜きになります。




2013年2月5日

ひとつ前へ


工房を立ち上げてから探し続けていた、
椅子張り用の牛革を取引できる革材料屋さんをやっと見つけました。

牛の半頭分。かなり大きいです。
木工と椅子張りの二本柱で家具工房を始めて以来、椅子・ソファー張替えでお客さんに
革もえらんでいただけるようにするのは課題のひとつでした。
しかし数多の材料屋さんが「一見さんおことわり」という雰囲気をもっているのと、あまり表に出ていないのでなかなか探し出せないでいました。


今回様々なタイミングが重なりとんとんと話が進み、
自分でも思わないほど順調に材料屋さんと取引を行うことができました。

革の注文最低ロットは半頭立てなので、ご注文内容によってはやはり割高になりますが、革張りは使い込むと独特の雰囲気が出てきます。

椅子張替えなどご検討の場合は選択のひとつに加えられてはいかがでしょうか。
お気軽にご相談ください。


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無垢材テーブル・家具等製作
家具工房TERAMOTO
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    (作業中は機械の騒音等で電話に出られない事があります。
   可能ならば、まずはメールでお問い合わせください)

       




2013年2月1日

マトリョーシカ


友人の仕事をお手伝いしたら、報酬の一部としてマトリョーシカをいただきました。

元はロシアの民芸品ですが、このマトリョーシカはトルコ土産と聞きました。

自分が民芸品が好きだからでしょうか、友人宅でこれを目にしてからひたすらねだり続けてしまいました。

「欲しい!欲しい!」

「・・・え?」

「美しい。欲しい〜」

「・・・この仕事が無事に済んだらあげるよ・・・」

友人はこのマトリョーシカに全く執心がなかったのか、大きな駄々っ子に手を焼いたのか、快く(?)これを譲り受けました。

我が家にやってきたマトリョーシカ、さっそく分解してみることにします。
開けても、


開けても、開けても、


結局こんなになりました。
入れ子のダルマのようなものとは知っていましたが、ここまで細かいとは思いませんでした。

全員整列!
自分の民芸品好きに余計な火が入りそうで恐ろしいです。








さあ、遠慮せずに