2016年12月28日

2016


今年も残すところあとわずか。山あり谷あり、様々なことが
たくさんあった一年でした。
来年もやりたいこと、やらなければいけないこと、盛りだくさんです。

一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は5日より通常業務に戻ります。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。





2016年12月11日

座卓リメイク



座卓の脚部を2台製作。
昔、宇都宮でお屋敷を建てたとき、大工さんが床板の余り材で
製作してくれたという座卓。
クライアントがそれを譲り受け、現在の生活様式に合うように作り直せないか
相談を受けました。

折りたたみ式の脚をとりはずし、チェリー材を使い一般的なダイニングテーブルの

高さにしました。

年月が経ち、飴色に変わった松材。その存在感に負けないよう、

それほど時間をかけずに飴色に変わるチェリーを採用したのですが、
半年、一年後にどうなっているか楽しみです。




2016年12月4日

ベビーサークル三たび




中央区日本橋のお客さまからのご注文で、ベビーサークルを製作。
材料はブナ材。ご自宅の引っ越しに合わせ、内寸2000 × 1200mmの寸法で注文を受けました。
お子様用の家具なので、今回も北欧で古くから使われているソープフィニッシュで
仕上げを施しました。

お引き取りのときに「端正でキレイ」と喜んでいただいたお客さま。

世間に多々ある商品・家具の中から、自分を名指しで選んでいただくのは
いつも非常に光栄に思います。



2016年12月3日

やきもの


20年来の友人でもある陶芸家・勝田友康さんの杯を購入。
うれしくて撫で回していたのだが、ひとつ気がついた事がある。

彼のうつわは、持つ人間の手、指を美しく見せる。


毎日の作業で汚れ、傷だらけになった自分の手を見て

ふと「あ、いいなあ」と思ったのはこの時が初めてだが、
手にした杯が、ぴたりと手のひらに収まっていた。

杯の美しさが自分の手を引き立ててくれ、そして自分の指の無骨さが

うつわを引き立てていた。

杯から漂う独特の緊張感と華、そして潔さと隠し味の茶目っ気。

そんなものがまわりを美しくさせるのだろうか。

そういえば勝田さんはいつも人を引き寄せる。そして彼は自分の製作する

うつわの雰囲気によく似ている。




さあ、遠慮せずに