2020年12月30日

ライティングデスク



チェリーでライティングデスクを製作。

もともと使用されていた合板のライティングデスクを
新しく無垢のものにしたい、と製作を依頼されました。

ビューロー丁番とつまみ以外は、金物を使わずの製作。
折りたたみ天板のハシバミの入れ方も見所です。

シャープな雰囲気に、すこしだけクラシックな雰囲気を入れようと
デザインに苦心しました。

・本体:チェリー 無垢 / 真鍮つまみ
・サイズ:985h × 880w × 440d





2020年11月10日

 フライヤースタンド


A3用紙用フライヤースタンドを製作。

ある駅前の商業施設に置かれるようですが、道行く人からどんな評価を
受けるのか。
少々緊張しています。

・本体:ラワン 無垢・合板 / 6mmステンレス丸棒
・サイズ:1500 × 910mm 





2020年10月22日

トランク 内箱製作


少々毛色は違いますが、トランクの内箱を製作しました。
重量を考慮して桐を使用。仕切りは取り外し・移設が可能なので
様々な使い方ができます。

ご注文いただいた方は、このカバン片手に「もう旅に出る」と
おっしゃいましたが、さて、どうなるか。




2020年10月13日

階段手すり製作


ナラで階段の手すりを削り出しました。
3次元で考える事が不慣れで、現場でうまく納まるか心配でしたが
なんとか形になりました。

作業が終わり、階段を見上げた所、トップライトが階段室と手すりを
美しく照らしていました。

小ぶりで端正な建物の一端を担えたでしょうか。



建築設計
「早田雄次郎建築設計事務所」




2020年10月2日

 3人掛けソファー


3人掛けソファー(長椅子)

座面で横になりたい、というご注文で、低く奥行きの
あるサイズで製作
広く、固めのクッションが身体をしっかり支え、
ゆったり寛げるソファーになりました。

・チェリー / フェザー入 背クッション
 1800w × 755h × 705d




2020年9月30日

ソファー製作


業務用張ぐるみソファーの設計・製作。

家具製造の現場でも、普通は分業で行う木部製作・椅子張。
背中に引き込みのあるソファー、人が製作するのを当たり前のように
見ていたが、いざ自分一人で製作してみるとその勘所が難しく、手こずりました。

見るは易し。




2020年8月26日

背板スライド収納



リビング収納家具を製作しました。
材料はタモ突板、大きさは1785w × 750h × 300d。

納品先の既存のカウンタートップが35mm厚のため、それに合わせて
同じ厚さで製作してあります。

この家具の特徴は、背板がスライドして取り外せることでしょうか。
普段は建物RCの壁面が見えるように使用し、場合によっては
棚の中身を目隠しして使いたい。とのご注文でした。

食わず嫌いで、今まであまりタモは使ってこなかったのですが
出来上がった収納のすっきりした雰囲気から、好印象を受けました。

これからはタモでの製作機会も増えることを願っています。






2020年8月16日

昇降盤


途中穴を空けるため、刃物の元と先の墨を打ち、高速で回転する
ノコ刃に材料を落とす。

昔、これで材料を弾かれ、大怪我をした人がいたなあ。
気をつけようと思う。




2020年6月15日

チェリーダイニングテーブル


工房ご近所のお客様からダイニングテーブルの注文をいただきました。
厚い天板、太く四角い脚、おおらかな雰囲気のテーブル、というご希望でした。

以前よりお話をするたびに、非常に人懐っこく来客の多いご家族だろうな、
と感じていたので、人が集まる楽しい食卓をイメージし、2000w × 700d × 700hの
大きめのサイズで製作することになりました。

形は非常にシンプルなテーブルですが、その分、長手・妻手の脚の太さ、幕板の
高さ、脚・幕板のチリ(出具合)をmm単位で調整し、一番良いプロポーション=違和感のない形にすることに腐心しました。

お客様が納品時に「カッコいい!」と喜んでくださる姿を見て、安心しました。





2020年5月25日

収納家具リメイク



工房の近くにある焙煎珈琲店、BlueDOOR Coffee

雰囲気のいいお店から、毎朝豆を焙煎する香りが漂い、いつも人で賑わう
珈琲屋さんですが、こちらがたまプラーザに出店している支店で、コーヒーの
ドリップ教室のための家具リメイクのお話をいただきました。

もともとプライベートで使われていた収納家具ですが、そちらを上下に分解。
上台を流用し、天板と脚部を取り付け、下部収納の作業・展示台としました。

お店の内装に合わせ、着色部のナラと、オイル仕上げのナラのツートンカラー
に仕上げ、また、他の什器がシャープな印象のため、置き家具としての独立感を
出すことと、既存収納部との調和を目指し、少し曲線のあるデザインで製作しました。




2020年4月22日

三点脚 飾り台


天板にクライアント支給の石材を嵌め込んだ飾り台。
石とチェリーに合わせ、少し曲線を意識し、素っ気なくなり
すぎない形で製作。

三本脚の利点は、安定した据え置きが可能なことだが、それ以上に
見た目の軽快さが魅力。

雰囲気の柔らかい、よくまとまった家具に仕上がったと思う。


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2020年4月8日

試作


小さな飾り台を製作中。





2020年2月24日

茶筅 


作法知らずですが、時々お抹茶を点てます。

先日茶筅を新調しましたが、穂先の美しさが勿体なく、まだ下ろすことが
できません。




2020年2月17日

アンティークガラスのパーテーション



北区 田端の住宅リフォーム現場にパーテーションを納品しました。
竣工時からの建具に使われていたガラスを流用し、ナラ無垢材での製作。

70年以上前の材料使用と下端を浮かせての柱間への取り付けのため、納まりに
気を遣うところもありましたが、無事形になりました。

アンティークのモールガラスが縦に3枚並び、非常にエキゾチックな雰囲気の
間仕切りになりました。時間が経った物の味わいは、何にも勝る事を意識させ
られました。






2020年1月13日

籐張り椅子 → 本革クッション張り 


籐座面の椅子をリメイクしました。
底が抜けてしまった籐の座面を修理するか、クッション張りにリメイクするか
ご相談を受けたので、本革のクッション張りに変更しました。

従来のものでは座高が低すぎる、というお話から元の座枠に
ウェービングテープとウレタンを入れ座高を上げたうえ、椅子張り。

丸張り(坊主張り)ではクラフトっぽくなってしまうので
横マチをいれ、既製品らしく仕上げる事で、脚や背中との
違和感が出ないようにしました。




さあ、遠慮せずに