2013年10月20日

或る阿呆の・・・


ショウルームになにか家具を製作しようと思い、引き出しの多いチェストを
製作することにしました。


材料はチェリー材。
大きさは1400w × 800h × 280d。

本体は少し浅めで使いやすくしてあります。
まだ引き出しを仕込む前ですが、なぜこれほど引き出しの数が多いチェストを
製作してしまったのだろう・・・。と(本体ができた後で)考えてしまいました。

そこでふと思い出したのは、勝手なイメージですが昔の古い薬局、もしくは中国清朝末期の上海。
「阿片窟」で横たわる阿片中毒者の後ろに置いてある、前面すべて小引き出しの古めかしい収納・・・。
そのようなものがいつのまにか頭の片隅に焼き付いていて、それがいま形になって
出て来たようです。


収納はありませんがこんな感じのところでしょうか。


もちろんあのようなアンティークな家具にはなりませんが、これから注文の合間をみてはすこしずつ引き出しを仕込んでいこうと思います。
一体いつ完成するの。
連続する構造としても美しいと思いますが、いかがでしょうか。




さあ、遠慮せずに