ジャンベにクッションを
ジャンベという楽器は本来は土などの上で叩くのを前提としているのか、床板の傷みなどは気にしていないのかは判りませんが、楽器の底辺にクッションがついていないため、演奏をすると舞台に傷がついてしまうようです。
そこで通常は楽器の底にゴムのクッションを敷いたりして傷を防止するのですが、今回は直接クッションを取り付けることにしました。
まずはウレタンを接着。
革を巻いて、太鼓鋲を打ちつけることにしたので直径に合わせて革を裁断しました。
この寸法が違うとシワができてうまく収まりません。
今回はうまく収まりそうです。
次はミシンで縫製、はぎ合わせ。
それを本体に被せて太鼓鋲を打ち込みます。
今回は簡易的な連結鋲ではなく、雰囲気のいいバラ鋲をひとつひとつ打ち込みました。
革のあまりを切り取って完成!
これでいくら演奏が盛り上がっても床を傷つけることはなくなりました。
また、お客さんからもジャンベのグレードが上がった!と喜ばれました。
いつも納品する時は緊張しますが、お客さんの喜ばれる声をお聞きするといつも嬉しくなってさらに緊張します。