2018年4月24日


椅子の笠木を木取っていたら、表面には無かった傷が現れた。
傷を何とか逃がせないかとあれこれと試しましたが、やはり真正面に出てきます。
勿体ないナ、と思いながら材料を差し換えることにしました。

何でも自然の素材を相手にしていると現れる材料の不均一さ、歩留まりの悪さ。
そこではじかれた材料の事を思うと少し胸が痛む。

「仕様がないよ。まァ、俺たちの仕事はそういう事の上に成り立ってんだ」

昔の職人友達の言葉が、やけに胸に響きやがる。




さあ、遠慮せずに