2024年8月11日

 彫刻家と洋裁家のための展示台



彫刻家と洋裁家のお二人からの注文で、作品の展示台を製作しました。

彫刻家の方が製材所と縁があり、天板・面材とも出処のしっかりした
ミャンマーチークで製作することができました。
また台を別々にも使える様に、ちょうどセンターでセパレートできる
構造にしました。

裏側の複雑な棚割り、面材の製材・施工等、少々苦労しましたが
チークの材質も相まって、二人の作品を引き立て、さらに展示の質を
上げることの出来る展示台が製作できたと思います。


・彫刻、洋裁展示台
 チーク無垢材・ラワン合板
 1840w (920w × 920w) × 710h × 485d




2024年5月28日

 両面使いベンチソファー




小田原市の新築住宅現場に、両面使いのベンチソファーを納品しました。
設計者にいただいた住宅の平面計画は、ダイニング・薪ストーブ・リビングの三部屋が、複雑なスキップフロアで隣り合ったものでした。

その3つを緩やかに間仕切り、それぞれの部屋に居場所を作り出した上で、さらに
動線の邪魔をしないベンチを考えました。
そこで背中をR状にして、通り道の圧迫感を少なくするデザインを採用しました。
以前製作した蛇腹戸収納の技術流用です。

意匠・内部構造の試作を重ね、十分な強度が確認できたので、本製作に持ち込みました。

現場ではベンチソファーが据えられた事で空間に拡がりが生まれ、落ち着いた場所を作り出せたと思います。


・住宅設計
 篠原建築設計事務所

・両面使いベンチソファー
 チェリー無垢材・クッション椅子張
 1740w × 665h × 1360d




2024年4月6日

 アフリカンプリント


稲城市のお客様からのご注文で、椅子の座面を張り替えました。

「普段使いの椅子じゃないから、張り地は椅子用だろうが何だろうが、
ホントに何でもいい」とのお話。

それじゃアってんで、服飾用のド派手なアフリカンプリントを
接着芯で裏打ちし、きっちりと張り込んでみました。




さあ、遠慮せずに