2022年9月21日

 籐張り扉 クローゼット



クローゼットを製作しました。
上から開き収納・デスク・開き収納・引き出し収納の割り振りで設計。

中に収める荷物が通気性を必要としていたため、扉に籐シートを張り、
副次効果として狭い場所での圧迫感の軽減を狙いました。

デスク甲板の加工や、籐張り用の扉枠の製作など、手のかかる案件でしたが
思い通り、涼しげで軽快な印象になりました。

また、ダウンステーで支えたデスク部を開きその前に座ると、
部屋の開口を通して、窓の外の植栽が色鮮やかに視界に広がり、
非常に気持ちの良い場所になりました。

居心地の良い場所を作る。という意味では、建築的な家具かもしれせん。
大成功でした。


・ナラ無垢、ラワン合板、籐
・2000h × 750w × 390d




2022年8月24日

 メンテナンス


以前製作したクルミのテーブルを再研磨、オイル塗装しました。

一度サンダーを全面に当て再塗装しましたが、納得いかず再研磨、塗装。
ところがオイルが乾いた後、食器の輪染みがまだわずかに残っていること
に気がつき、今度は全面に鉋掛けを施し再塗装。

研磨中は傷は分かりませんが、オイルが乾いた後に、残った傷が出るため
何度もやり直すことになりましたが、クルミ材の美しさを再認識する
作業にもなりました。




2022年7月14日

 ひだ取りアンティーク椅子


調布市のお客さまのアンティーク椅子を張り替えました。
座面はバネが落ち、背中はひだ取りのボタン締めで、手間のかかる張り替えでした。


海外で作られた椅子というのは、たいてい合理的な発想で製作されており
そんな椅子を張り替える時、まともに組み合うと辻褄を合わせるまでに大怪我を負います。この椅子もそんな椅子でした。

通常、こういう椅子は背中下部に「巻き込み」という木部品があり、それが背中椅子張りのテンションを支えます。ところがこの椅子にはその巻き込みがありませんでした。背中左右木部に受け張りをピンと張り、そのテンションだけで上布まで支えていました。

これでは構造としてはあまりにも脆弱で、張り上がってすぐは良いかもしれませんが、長持ちしないのはあきらかでした。そこで巻き込みも追加製作することにしました。

壊れた木部修理に始まり、足りない木部品の製作、バネ下地からの完全なやり直し、その他勉強になることばかりでした。

ひだ取りの椅子張りはあまり経験がなく、実際に形に出来るか不安もありましたが
無事に張り替えが終わり、安堵しました。




2022年7月5日

 ウォールナットサイドボード



横浜青葉区のお客さまにウォールナットのサイドボードを製作しました。
以前製作したサイドボードをご覧になっての依頼でした。

・扉の手かけは出っぱらないようにする。
・引き出しはスライドレールを使用せず、吊り桟仕込みにする。

等の条件での製作です。

ウォールナットでの製作は久しぶりですが、周りの物をしっとりと引き立て、
部屋内の雰囲気を変える高級感はさすがだな、と思いました。

工房を三重に移しても、なおご注文をいただける横浜のお客さま。
端正なカタチに出来上がったサイドボード共々、ただただ感謝です。


・ウォールナット無垢、突板合板
・1000w × 700h × 400d




2022年4月24日

 油の匂い


新しく導入した横切り盤。
作業の精度が格段に向上したが、それ以上に機能に特化した
無骨な見た目と重量感に魅了されました。




2022年3月21日

 事後報告ですが


寒さ厳しく、まだ梅がつぼみの頃、工房を移転しました。
自分の人生のさまざまなタイミングが見事に重なり、移転を決断。

場所が広くなり念願の大型木工機械も導入し、大急ぎで作業場の
整備を進めています。
これまでよりさらに大きな家具の製作も対応できるようにしていきます。

どうぞ変わらずよろしくお願いいたします。




2022年1月28日

L字型・デイベッド型ソファークッション




町田の新築住宅にソファークッションを納品しました。
1階、2階の吹き抜けと、眺望の気持ちいい建物でした。

作り込みのディティール密度の高い建築に対して、家具が出来ることは
何なのか。近頃そんなこともよく考えます。


建築設計
Mアトリエ 一級建築士事務所
施工
株式会社中山建設

さあ、遠慮せずに