2018年10月26日

1/5 Fantasy


プロポーション確認用の1/5モデル。これから原寸製作図の作成。
その後、実物の試作・製作へと続く。




2018年10月19日

最細2mm


1/5モデルのために旋盤でウォールナットを削る。
これだけ作るのに何本失敗したか。





2018年10月14日

円いダイニングテーブル



東京都北区のお客様に円卓を納品。
材料はウォールナット、直径1150mmと少々大きめの天板。
お手持ちのウェグナーの椅子に合わせたい。という事で
全体的に柔らかい表情を出した形で製作。

注文主の持ち物や雰囲気から、作るもののイメージが
湧き出ることは意外と多い。

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2018年10月10日

道具をつくる職人


家具屋が「特注で刃物を作る」というと、鉋や鑿ではなく、ルータービットなど
機械工具の刃物を注文することを指します。
既製品の刃物では出来ない形を削りたい場合、刃物の図面を引いて刃物屋さんに
オーダーするのですが、先日刃物をオーダーしていた仲介の木工機械屋さんから
電話が入りました。

「刃物屋さんが体調を崩して入院した。高齢でもう作れないらしい」
「・・・!」

ついにこの時が来た。と思いました。
今の時代、ネットで探せばどこかの刃物屋さんがみつかると思うのですが、
やはり馴染みのある所は、値段も安く、仕事のやり取りが容易です。
最近世間では、職人の道具を作る職人がいなくなっている事が話題に
なったりしますが、自分の回りでもこの問題が出てきました。

前述の刃物はなんとか既製品で代用できましたが、
「新しい刃物屋さん探さなくちゃ」という機械屋さんの言葉は届くのでしょうか。
どうかいい結果が出ることを願っています。




さあ、遠慮せずに