2012年10月25日

器うつわ①

うつわ再び


10月に開催された寺家回廊、
スタンプラリーも行っていましたが、すべてのスタンプを集めた方に抽選でお渡しする景品を製作しました。

ブナ材のうつわです。
画像では小さく見えますが直径13cm、深さ9cmと中型の大きさです。

このうつわ、実は抽選の景品提出前日までなにも用意をしていなかったので、前日までの仕事を終わらせ、あわてて夜中まで木工旋盤で挽いたものです。
寸胴型なので、うつわの内側を削るのにずいぶん苦労しました。
そのおかげか、ごろんとした愛嬌ある形ができたと思います。


今回は仕上げにくるみ油を塗ることにしました。
鬼ぐるみの殻を割ります。銀杏の殻を割るのと同じ要領です。

実を取り出しスリコギでつぶしたあと、
柔らかい布に包み込んで油をうつわに擦りこみます。
「たんぽずり」という作業です。

食器に使うことを考えて挽いたうつわではないのですが、
この仕上げを行うと、口にいれても無害な仕上がりになります。

うつわを作るとき、仕上げにはいまだに答えが出ていません。
食材の汚れが染み込みやすいけれど無害な仕上げにすればいいのか、
ケミカルだけど汚れに非常に強い仕上げにすればいいのか。
家具も同じ問題にぶつかります。



おまけ・・・







2012年10月19日

CD立て

山椒は・・・


小物を開発しました。CDホルダーです。

手前から時計回りに、ナラ、ウォールナット、チーク、チェリーで製作しました。

近頃はCDの売り上げも減り、音楽もデータで聴かれることが多いと思いますが、やはりジャケットを眺めながら音楽を聴く楽しみもあるような気がします。


このCDホルダー、ひっくり返すとシングルジャケットも立てることができます。

イメージとしては、少し前までよく酒場などでみかけた
「Now Playing」とジャケットが立ててあったCDホルダー。

お店のBGMが耳にひっかかると、その音楽の名前を知りたくて
必死にジャケットを眺めたのを思い出します。








2012年10月9日

寺家回廊終了


大盛況のうちに終了した寺家回廊、みなさまありがとうございました。ただただ感謝しております。

混雑してゆっくりご覧になれなかった方、申し訳ありません。
ショウルームは基本的に日中常時オープン可能ですので、ご予約いただければお迎えの用意をしてお待ちしております。

またその節はよろしくお願いいたします。





2012年9月29日

スツール撩乱

スツール撩乱


スツールを製作しました。

材はウォールナットとナラ材。
スタンダードで気楽に持ち運びのできるスツールを目指しました。
オーソドックスな形ですが、座の高さを2種類設定しました。左が座高430mm、右が座高400mmになります。


お好みで選んでいただくことができますが、今回はさらにいろんな種類のスツールを製作しました。


座高350mmから430mmまで、すべて座を削りだす前です。

座板は旋盤で削ります。
丸く挽いた板を旋盤で回転させて削るのですが、なかなか難しいものです。


ベニヤの座面は寺家回廊にむけて、ワラ土手クッション仕様にしてみようと思うのですが、間に合うかどうか・・・。








2012年9月22日

ふたり掛けベンチ チェリー

チェリーベンチ


数年前に納品したベンチをお客さまからお借りしました。
材料はチェリー。
先ほど閻魔帳を調べたら2010年の一月に納品しています。わずか3年弱でここまで褐色に変わっているとは思いませんでした。

チェリーは経年変色が早く、すばらしい飴色に変わりますがそのスピードに驚きです。

このベンチ、座面も掘り込んだりして大変な加工でしたがじつは裏側に手の込んだ加工がしてあります。

座面の下側、脚と脚をつなぐ「幕板」の部分。

丸脚から幕板が生えているような「さすり仕上げ」を行っています。
大きな木工所ではいまやNCルーターという機械で簡単に仕上げてしまうものをすべて手加工で削りだしました。

お客さまのご自宅にある他のダイニングセットにあわせてのご注文でしたが、そちらの椅子もテーブルもすべてさすり仕上げのものでしたのでベンチも同じ仕上げにしてみました。
非常に面白い作業だったのを覚えています。


このベンチは現在、一時工房に置いてありますので、10月の寺家回廊ではご覧になることができます。
どうぞお気軽に遊びにいらしてください。



寺家回廊HP





2012年9月17日

お知らせ


毎日の空気も少しずつ涼しくなってきました。
10月3日から8日まで催し物を開催いたします。

工房のある寺家町は、ガラス・陶芸・リトグラフ・木工など
様々なジャンルの作家さんがアトリエを構える工房村でもあります。
「寺家回廊」という題目で、その作家さんたちが一同に介してアトリエ公開や作品の販売を行います。
町内を散策しながら、寺家の自然やモノつくりの現場訪問を楽しんでいただくこのイベントに今年初参加させていただきます。

まだまだ不慣れなままギシギシと前に進んでいるTERAMOTOですが、
お時間が許される方はぜひ寺家までお越し下さい。



寺家回廊HP
http://www.jike-kairo.net/







無垢材テーブル・家具等製作
家具工房TERAMOTO
                          〒227-0031
                             横浜市青葉区寺家町441
                             tel: 070-5596-0796
                             fax:045-962-4889
                          stratos767@ybb.ne          
 
               
    (作業中は機械の騒音等で電話に出られない事があります。
   可能ならば、まずはメールでお問い合わせください)

       










2012年9月14日

こういうものもつくります


木製の「すのこ」を製作しました。

都内の幼稚園用に製作したのですが、
1200mm×1700mmと、市販品にはない大きさのため
オーダーをいただきました。

材料はブナ材。
TERAMOTOの大人用家具ではあまり使わない材料ですが、
子供のものですと清潔な感じと柔らかい雰囲気のため、ほぼ無条件で使用します。

子供たちがこのすのこの上を飛び跳ねながら、どんな風になっていくんだろ。と思うとしみじみしてしまいます。




さあ、遠慮せずに