2013年2月1日

マトリョーシカ


友人の仕事をお手伝いしたら、報酬の一部としてマトリョーシカをいただきました。

元はロシアの民芸品ですが、このマトリョーシカはトルコ土産と聞きました。

自分が民芸品が好きだからでしょうか、友人宅でこれを目にしてからひたすらねだり続けてしまいました。

「欲しい!欲しい!」

「・・・え?」

「美しい。欲しい〜」

「・・・この仕事が無事に済んだらあげるよ・・・」

友人はこのマトリョーシカに全く執心がなかったのか、大きな駄々っ子に手を焼いたのか、快く(?)これを譲り受けました。

我が家にやってきたマトリョーシカ、さっそく分解してみることにします。
開けても、


開けても、開けても、


結局こんなになりました。
入れ子のダルマのようなものとは知っていましたが、ここまで細かいとは思いませんでした。

全員整列!
自分の民芸品好きに余計な火が入りそうで恐ろしいです。








2013年1月21日

直して使う



椅子が壊れたので直してほしい。とお仕事をいただきました。
ウィンザーチェアですね
接着剤のはぎ口が切れて座面がまっぷたつに割れてしまいました


これを接着しなおして、その他細かいところに手を入れました。

不死鳥のごとく
このウィンザーチェアという様式の椅子は、18世紀初頭ごろにイギリスで誕生したと言われています。
(もちろん古い話なので諸説ありますが)

誕生から300年たってもスタンダードとして生き残っているこの形、いろいろな部材の角度や座り心地、デザインや情緒的なことも勉強になることばかりです。

果たして今現在、誕生から300年も変わらないデザインやモノは生まれるのだろうか、と考えてしまいます。




2013年1月14日

本棚①

棚納品



横浜青葉区N様のご注文で本棚を製作しました。
今はほんのり桜色
材料はチェリー材、90cm×90cmの収納です。

ご自宅に「気軽に置ける気の利いた」本棚をお探し中にご注文をいただきました。

・既製品ではなかなか考えているサイズがない。
・少し高価でも、無垢材のしっかりしたものを使いたい。

とのことでした。
そういうときのためにTERAMOTOはあるのですヨ!ということで
張り切って製作しました。

材料の板厚をもうすこし厚くしようかな、と思いましたが、本を
並べたときに本よりも家具が目立つのが嫌だったので、
デザインも材料の寸法もオーソドックスなものにしました。

その代わり、といっては何ですが、チェリー材で製作したので上品な触り心地と雰囲気の家具が完成したと思います。

これから半年・1年も経つと褐色のすばらしい色合いに変化します。
それを楽しみに毎日使用していただくのもうらやましいお話です。

ありがとうございました! 



おまけ
本日の工房からの景色です。





2013年1月4日

あけましておめでとうございます


みなさま昨年はたいへんお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
三重県桑名市・揖斐、長良川での初日の出です。寒い!

今年は去年よりもさらに楽しく大きく
仕事ができるようにがんばります。

みなさまにも良い年となりますように。





2012年12月27日

緊張しました


このたびエイ出版様より出版されたムック
「田園都市生活」Vol.47冬号に家具工房TERAMOTOが掲載されました。

73ページに強ばった顔が掲載されています。あ〜あ。

10月の寺家回廊にいらっしゃった方が
出版社に紹介してくだすったようです。

人のつながりがまたつながりを呼ぶ。
ありがたいことだと思います。本屋さんでお手に取られた方はぜひご覧ください。

また、TERAMOTOショップカードも完成しました。

アートディレクター・田端一彦さん(TBT)のロゴをベースに、デザイナー高木麗さん(キレイノレイデザイン事務所)に製作していただきました。

このカード、コーヒーテーブルの天板の形をスキャンしてカードの形にしてあります。
自分では自覚がなかったのですが、この形はTERAMOTOの家具全般に共通するやわらかい雰囲気なのでぜひ使いたい。ということでした。

こちらもどんどんみなさまのお目に触れられるようにしていきたいと思います。


今年も残りあとわずか。この時期はいつもユニコーンの「雪の降る町」が頭の中で流れます。
みなさまよい年をお迎えください!







2012年12月20日

 たまには苦労話


クッション張りスツールを製作しました。

10月の寺家回廊でお越しになった横浜青葉区のI様がショウルームに置いてあったスツールをご覧になり、
「座がクッション張りで、下に棚のついたスツールが欲しい」とご注文されました。

最初注文を受けて一番に考えた事は「既存のスツールに棚をつけるだけだから、そう難しくはないだろう」でした。
ところが、後にこれが非常に浅はかな考えだと思い知らされてしまいました!

最初デザインを考えたとき、構造と製作が複雑なものになりそうだったのですが、まだ甘く考えていました。
そのまま作業に入ったのですが、四方転び・先細の丸脚に、四角い棚桟を水平にとりつける加工が非常に難易度の高いものになる、と、やっと気がつきました。
設計の段階で気がつけよ!という話ですが、もう後には引けません。

完成したものは、ナンてことないのですが。

この加工に手間取り2回作り直し、さらにもうひとつ気がつきました。
下の棚桟と、上の幕板と呼ばれる桟が組みたてで苦労しそうな構造になっていたのです。

これまた完成したらナンてことないように見えますが。

そこでこちらも1回作り直しましたが、
作り直す前のもののほうが形はすっきりかっこいい!


・・・さすがに悩みました。
お客さんからすれば、おそらくどうでもいいこと。
しかし作る側としては、手を抜いて後悔したくない。

・・・
・・・

考え抜いて、結局作り直す前の形を採用。
その幕板をもう一度作り直すことにしました。
嗚呼・・・。

それがこちら。

「十字面腰相欠き接ぎ」という必殺技のような仕口ですが
相当な強度の仕口です。


結局組み立てもうまくいき、先に張っておいたクッション座板を取り付けて完成です。

お客さんにも満足していただいたのですが、
やはり、形は作り直す前でも後でもどちらでもよかったようです。

それでも自分で後悔しないものが出来てよかったね。と自分の頭をなでておきました。




2012年12月7日

ひとひねり


近ごろ工房のまわりで野良猫の餌付けに挑戦しています。

このルックス。たいていの人は「くろ」なんて名前をつけるでしょう。
おそらく彼もどこかでそう呼ばれているはずです。

しかし、ヘソ曲がりの僕は「カポネ」と呼ぶことにしました。
体が大きく妙な貫禄があったのと、これまた妙に度胸が座っているのでひらめきました。

右耳先がわずかにカットされているので、
おそらく去勢されたオスだと思います。

同じオスとしては、ちと考えることもありますが・・・。


最近はやっと定期的にエサを食べにやってくるようになりました。
なに見てんのサ
警戒心が強く、おそらく簡単には頭をなでさせてはくれないでしょうが、生活に規則を与えてくれています。

カポネ氏、寒いから暖かくしてね。






さあ、遠慮せずに